津山に行った 2024.1.7 - しまたろのいる生活

関西生活最後と息巻いて18きっぷを購入したものの、ハヤヤッコ応援の中京競馬場と正月の帰省以外に使い道が見つからず残り4日にして2回分を余らせてしまった。仕方がないので片道3時間というちょうどいい位置にあった岡山県は津山に目をつけた次第である。

それはそうとみんなたち、18きっぷシーズンの土日にローカル線はやめたほうがいいからね。軽い地獄を見るからね。鉄道趣味のやつなんかみんな異常者なんだから、わざわざ鉢合わせに行くことはないよ（特大ブーメラン）。

姫新線に乗ったよ💨

道中、姫路・たつのあたりで田んぼの中に藁を積み上げた数mくらいの三角オブジェとそれを囲む地元の方々を見かけたや。絵に書いたような新年行事。検索したら“どんと”って言うらしい。Googleは有能。そういえば去年同じくらいの時期に会社の金で仙台に行った時、どんと祭りやってたなあ。そんな全国的に広まってる催しやったんやね。

　姫路から2時間くらい。津山に着いた。よくある古き良き陰陽連絡の駅だね。

名物のホルモンうどんを食べに市街地へ行くわよ。

田舎の河川敷を満喫してたらあまりに閑散としたアーケード街にぶち当たって怯える回（ほんとうに人がいないし店舗も閉まっている）。てか津山さみーわ。

商店街の本屋さん。この質感の書店がまだあることに感動。せっかくだしなにか買おうと店内を15分ほど徘徊するも、ほんとうに何もなかったので解散（かなしい）。街の本屋さんは無くならないでほしいよ。

オリオン……なぞるか……♪（閑話休題シリーズ）

鍋焼きうどんを食べました（悲）。

「ホルモンうどん」とGoogleマップで検索して出てきた店のメニューにホルモンうどんなかった。Googleは無能。でも常連さんが店主さんに新年の挨拶してたり石油ストーブの上にやかん置いてたり、とにかくのどかで良かった。田舎だ。てかそもそもうどんなのに白米付いてるのも食後のコーヒーまであるのもすごい。田舎だ。

てか取り皿が前働いてた小料理屋で使ってたものと一緒だった。気まず。

全国的にも珍しいスパイラルエスカレーターがあるというショッピングセンターにも寄った。動画も撮った。でもよく考えたら回るエスカレーターインテにあるんよな。先週見た。解散。

本題が終わってしまったので中のロフトで30分くらいウインドウショッピングした。結局目的もなく旅先でダラダラするのが1番贅沢な時間の使い方なんだろな。

津山には出雲大社があった。可愛いおばーちゃんがいちごあめとたい焼きの出店出してた。オススメなんですか〜？って聞いたら「いちごはねぇ甘くて美味しいよ〜」と言われたので買った。かわい〜。

ちょい怖アーケード街パート2

ふらっと立ち寄ったお店で、神戸から来たって話をしたら「ええそれはそれは！」と津山マップと赤鉛筆取り出して観光案内してくれた。人間、やさしい。

オススメされたので日本三大神輿があるという神社に行った。

三大……？

優しい人間が教えてくれたので三大神輿なのだと思います。

道中にあった地元の工芸館みたいなとこに立ち寄ったら野菜が売ってたのでHappy（旅先野菜購入おじさん）。今回はほうれん草とゆずと手作りクッキーと駄菓子を買いました。豊か。「ゆずってどう食べるのがオススメですか？」って聞いてみたら、ニコニコのおばーちゃん2人が「絞るのもええよ！顔とか乾燥した時に飲めばいいって青木さんが言ってたわ！」って教えてくれた。誰？

道に牛乳タンク落ちてた（閑話休題シリーズ）

津山の所感なのだけれど、やたら廃墟や空き家が多いなあと思った。なんでだろね。他の同規模の田舎よりも目立った気がする。先の大地震のこともあり、意識して見てる分はあるかも。歩きながら、この建物はでかいの来たら崩落するだろなあとか考えてしまったね。

やっぱり田舎が好きだから、ずっとちょうどいい田舎はあり続けて欲しいなって思ったり、でもそれってある程度都会に住む側のエゴだよなぁとも思ったり。そしてぼくの地元は大震災が来たらぜーんぶ沈むんだよなあと思ったり。どこかで大きい地震が起こるたびにこの諦観を思い出して、それでもうまく付き合っていかねばならんのだ。そういうもんだね。まあぼちぼち頑張っていこうね。

ということを思いながら30分くらい散歩した。散歩はいい。楽しいから。

片田舎にあるレベルの寺ではない。BIG 寺。